2020/03/15 14:56
こんにちは、昭和精吾事務所です。
寺山修司の劇団、演劇実験室◎天井桟敷の伝説のアジテーターとして知られる語りのスペシャリスト、昭和精吾の技術を継ぎ、寺山修司の詩や戯曲の語りを中心に、演劇作品や映像作品、音楽を発表しています。
●装置もなく、声の力だけで情景を鮮明に想起させる ひとり語り
●海外で ”ファナティック” と称された 叫びの マイクアジテーション
●声の重なりに特化した耳触り重視の 重奏朗読
●映像・音楽・俳優を同期させる手法での 音楽劇【麻人楽】という手法
●生演奏による語りや歌
この5つの特色を持っています。
▼ 物語性ある組曲としての劇中歌の音源集
これは演劇、音楽劇の劇中歌の音源です。昭和精吾事務所では、上演作品に合わせて、音楽家が楽曲を書き下ろしています。
今作は脚本先行ではなく、音楽先行で組曲として製作したため、物語性・連続性のある楽曲群になっています。
▼ 日本の幻想文学を原作とした、郷愁さそう楽曲群
原作は泉鏡花の幻想小説「草迷宮」。
忘れてしまった手毬唄の歌詞と行方不明の幼なじみ・菖蒲(あやめ)を探して旅する青年・明。ふたりの恋の行く末は・・・
寺山修司が映画に、岸田理生が演劇にした戯曲を、再構成しなおした幻想音楽劇のための組曲です。日本語の美しさを大切に、呪術的な言葉あそびを取り入れた歌詞や、童謡のような懐かしいメロディ、郷愁誘う歌声をお楽しみください。
ボーナストラックとしては、俳優たちによる寺山修司の短歌の六人の朗読が重奏(群読)で収録されています。
わがチームの売りの一つ、【音の重なり】を重視して緻密に構成されているので、こちらも音楽としてお楽しみください。
▼ サウンドノベルを聞くように
サウンドノベルを聞くように、物語を想像して聞いていただけたら嬉しいです。
文学や演劇で 寺山修司/アングラ/幻想文学/妖怪/鬼/ダークファンタジー などのキーワード、
また音楽では 和/ロック/土着/民族音楽/童謡 などのキーワードが刺さるかたに楽しんでいただけそうです。
演劇に興味のないかたも、音楽として聞いてみてください。
▼ 試聴用トレイラーあります
舞台での上演の際は、映像と同期(リンク)して演技が行われます。
実際に投影した映像と、実際の舞台の様子を使って製作しています。
どうぞご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
代表:こもだまり(女優・脚本・演出家)
副代表:イッキ(俳優・声優/なめくじ劇場主宰)
音楽統括:西邑卓哲(音楽家・映像作家/FOXPILL CULT主宰)
【関連サイト】
昭和精吾事務所 http://bit.ly/showaseigo